コラム

夏に思う、時代を感じる風景

2015/07/08


夏の海に、しばらく行っていない。

小さい頃は何かと連れて行ってもらった記憶がある。
泳げずに、ゴムボートばかり乗っていた。

それでも、暑い日差しの中、ぷかぷか浮いているのが、なんだか楽しかった。今は、紫外線がどーのとか、いろいろ言われているので、そうやって考えてみると当時は本当にのどかだったと思う。

今なら、どうするだろうか? たぶん、木陰でビールでも飲んでいるに違いない。もはや、泳ぎ方すら覚えてないと思う。それでも当時のことを思い出すと、ちょっと懐かしく思う。

いまどきの子供はラジオ体操を覚えていない子供が結構いると聞く。確かに近所でラジオ体操を行っている子供の姿をあまり見かけない。

小さい頃は、親の実家で夏休みを過ごしたことがあるが、地元の子供でもないのに、そこのラジオ体操に参加して、ハンコまでもらっていた記憶がある。やはり、当時は今よりのどかで、知らない子供にもやさしかった気がする。

残念ながら、今は子供が少ないという事情もあるし、少し物騒になっていることも影響していると思う。しかし、これを知り合いは、

「昔はロマンがあった」

と言っていた。子供は町ぐるみで面倒を見ていたのだ。だから、知らない子供でも、どこそこの親戚の子供、というだけでラジオ体操に参加しても問題がなかったし、逆にこちらが同じように、遊びに来ていた子供の世話をすることもあったのである。

これもまた、時代の流れを感じる風景の一つのように思う。

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