コラム

技術の進歩は人から仕事を奪うのか?

2015/07/08

技術の進化はすごいものだ。

かつては完成までに300年はかかるといわれていたサグラダファミリア。

最新式の石材加工機やコンピュータシステム、3Dプリンターの登場により大きく工期が短縮され、今では2026年に完成するとの見通しになっているそうだ。

着工が1882年なので、144年間で完成予定。当初の約半分で完成することとなる。

ガウディは、この話をあの世でどのように思っているのだろうか?

もちろん、コンピューターなどがなかった時代にこんなに大掛かりな設計を作り上げた、当時の人たちのすごさは、今でもなお揺るがないものであるとは思う。

最近、日本でも話題になってきたドローン。

もちろん、首相官邸で発見されたことが一番のニュースであっただろう。そこから一気に話題が広がった感がする。

アメリカではアマゾンが、ドローンを使った配送サービスを試験的に運用しているらしく、先行してカナダからテストを始めているようである。ようやく法的な手続きが済み、アメリカ国内の試験を開始したとの話題も聞いた。

また、シンガポールでは、ウエイター代わりにドローンが料理を運ぶレストランも登場しているようだ。

シンガポールでは、慢性的なウエイター不足が起きており、その解決策の一つとしてドローンが利用されているということである。

こうなってくると、そのうち安価な賃金をベースに運営されていたファーストフード店なども、ドローンで運営される可能性すら出てくるのではないだろうか?

そして、気になったのが、ソフトバンクが発売しているスマートロボット「ペッパー」。

本体価格が198,000円(意外と安い?)で、その他プログラムの使用などで月額14,800円が必要となる。まだ始まったばかりであるが、こうなってくるともはや、これからは仕事をロボットに奪われるという可能性も、笑い話ではすまなくなってきているように思う。

回転寿司などは、本当に数人の人間がいれば、運営できそうである。

ペッパーに座席案内をしてもらう。すしロボットが握ったすしが回転レーンから流れてくる。自分の欲しいネタやデザートなどのオーダーは、ドローンが運んでくる。

食べ終わったら、ペッパーが皿を数え勘定も一緒にすませる。

もはや、回転寿司の業種とは、完全にオートメーション化が可能になっているのではないだろうか?

これからの未来で、ロボットではなく、われわれ人間ができる仕事とはいったい何が残っているのだろうか?

大いに考えさせられる出来事に思うのであった。

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