初詣の時に、どうしても気になるおみくじ。
今年一年はどうかな、と気になりますよね?
そんなおみくじの作法や、吉や凶などの順番についてがテーマです。
結ぶことが必ずも正しいわけではないようです。
では、最後までよろしくお願いします。
おみくじの正しい作法は?
・質問をを心のなかで唱える
・おみくじを引く
簡単に触れると、こんな感じになります。
大切なのは、最初に質問を心で唱えることです。
「今、〇〇のことが知りたいです。おみくじでお答えくださいませ」
そうして、書かれている内容の必要な部分だけを読む。
これが本来のおみくじの正しい作法になります。
よくあるのは、何も質問事項を決めずに引いてしまうことです。
・恋愛
・縁談
「???}
とわからなくなることが多いようです。
例えば、今、手元にあるおみくじの内容はこうなっています。
・待ち人: さわりあり 来たらず
・恋愛 : 将来幸福になる
・縁談 : 他人の口舌(こうぜつ)に惑わされるな
と書かれています。
待っている人は来ないのに、将来幸福になる。で、人の言うことを聞いてはいけない。
こんな風に勘違いしそうですよね。
でも、最初に質問を
・「今の彼氏とは結婚するとうまくいくでしょうか?」
・「お見合いの話があるのですが、受けたほうが良いのでしょうか?」
→将来幸福になるなので、バッチリのようです (≧∇≦)b OK
「(゚ペ) エットォ…
最初にしっかりと質問を決めておくことが、大切なのがよくわかりますよね。
ただ、新年の初詣の時に、
そして、必要な箇所だけ見ていけばよいのです。
すでに結婚をしているなら、縁談は無視、ですネ。
おみくじの順番で末吉は?
おみくじで気になるのは、大吉や吉などの運勢なのではないでしょうか?
一番悩むのは、小吉や末吉ではないでしょうか?
吉より良いのか悪いのか、字をみただけではわかりませんよね。
一般的には
・大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶
とされることが多いです。
多い、というのは、実はおみくじの順番は神社・お寺で違いがあるからです。
一番多いのが上記の順番です。
例えば、学問の神様で有名な太宰府天満宮は、凶のおみくじがないことで有名です。
受験生をがっかりさせないための配慮なのだそうです。
明治神宮のおみくじは、運勢は書かれていません。
これはさすがに少し、珍しいケースですね。
他には、成田山では
大吉>吉>半吉>小吉>末吉>凶
という具合に、半吉というものが入ってきます。
鵠沼伏見稲荷神社では、
大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小凶>半凶>末凶>大凶
というふうに、とても細かくなっています。
なので、気になる方は、直接聞いてみるのが一番間違いないです。
ただし、
「運気の強弱より、これからどうするかが大切ですよ」
というお話を聞くことになるはずです。
おみくじの運勢は、引いたその時の状態を表しています。
その後の行いで、良くも悪くもなります。
運勢を見て、一喜一憂しないことが肝心なのですヨ。
おみくじの凶が出たら結ぶ?
では、おみくじを引いたあとのお話です。
よく言われることとして、凶や大凶を引いたら木に結ぶというもの。
吉や大吉は持ち帰りお守りにするというものですね。
実は、これらは本来の作法とは違います。
どうやら、文献にものっておらず、なぜ結ぶという話がひろまっているのか、由来がはっきりしていないようです。
割と最近の風習のようです。
縁を結ぶ、などということからこの風習が生まれたというのが一般に言われていることなのですが、本来は運勢に関係なく持ち帰るのが正しい作法です。
結んでしまっては、何が書かれていたかわかりませんよね?
それでは反省のしようも、気をつけることもできません。
本来のおみくじの意味は、神様からのメッセージです。
神様からの言葉を大切に噛みしめるために、何が出ても持ち帰るのが作法としては正しいのです。
できれば、持ち帰るようにしたいところです。
それでも、結ぶというならば、あまりしっかりと結ばないようにしましょう。
アレ、実は後で神社の方がほどいて回っているのです。
そうしなければ、おみくじだらけになってしまいますから。
はずして回るのも結構大変なようです。
まとめ
おみくじは、運試し的な引き方をすることが多いです。
本来とは違った引き方をするのが今風のおみくじとなっています。
恋の運勢が書かれている「華みくじ」。
キティくじなんていうものもあります。
おみくじのルーツから考えると、キティちゃんは当然神様とは全く関係ありません(汗
まあ、こういったものを否定する気はありません。
ですが、本来の正しいおみくじの作法をしっかりと理解した上で、いろんなおみくじを楽しんで欲しいと思います。
最後までお読みいただきまして、有難うございました。