「あのー、今年から社会人なのでー、お中元贈ろうと思うんですけどー・・・」
新年度がスタートしました。今年から早々とお中元を気にしている知り合いから
アドバイスを求められました。
そんな新社会人へ贈ったアドバイスを、紹介してみたいと思います。
お中元の基礎知識 ~そもそも論、お中元はどんなもの?~
まず、お中元とは何ぞや? から説明します。
日頃の感謝を表すものです。日頃の感謝なので、いつもお世話になっている人や、これからも引き続きお世話になる人に贈ります。
時期としては、一年のうち2回。お盆前と年末に感謝をあらわします。このお盆前に贈るものをお中元といいます。年末に送るものは、お歳暮ですね。
由来は道教の「三元」から来ているようですが、ここではお盆前に贈る、とだけ覚えておけば
とりあえずはオッケーです。
《一言で!》
お中元とは、お盆前に感謝を表して送るもの
気をつけよう! 注意事項
大事なことをいくつかあげておきます。
時期
・贈る相手の場所(地域)によって、贈るべき時期が違う。
→お盆前に贈るというのが基本です。実は、関東・その他ではお盆の時期が違います。
(知ってました?)
また、地域によっても多少の違いがあったりします。一番無難なのは7月上旬~7月15日に間に合うように贈ると良いです。
お中元を扱っているお店も最近は競争が激しいので、割と前倒しで注文を受け付けるところが多いようです。早めに準備してしまいましょう!
早割など、値引きを行っているところもありますので、値段的にもお得になりますよ。
《一言で!》
贈る時期は7月上旬~7月15日ごろ到着で。
金額
・相場は¥3,000~¥5,000を目安に
→もちろん、相手によって感謝の度合いが違いますので、金額も相手に応じて変わりますが、いろいろな人に、継続的に贈ることを考える必要があります。贈るたびに金額がばらばらなのは、一般的にマナー違反です。
また、贈ったり贈らなかったりもいけません。特に、社会人になりたてであれば、金額は高価でなくても問題ありません。¥2,000程度でも良いのではないでしょうか?ただし、バリエーションは減ってしまいますが。
《一言で!》
金額は¥3,000前後で。
内容は?
・いわゆる消耗品がオススメ。
→細かく言うと、家族構成・好み・季節感が感じられる冷たいもの自分の地元の特産品などなどありますが、初めてでどうすりゃいいのさ? というときは、洗剤などの消耗品がオススメです。もらって困りませんから。
あ、あと、夏なので保存がきかない生鮮品は、避けた方が賢明ですよ。
《一言で!》
洗剤などの邪魔にならないものが無難。
お礼
・もらったらお礼をしましょう
→社会人としての常識です。時間が許すなら、お礼状を送ると好印象です。そこまでしなくても、電話なり、会ったときなり、できるだけ早めにお礼をしましょう。
《一言で!》
もらったら早めにお礼を!
まとめ
社会人1年生であれば、覚えること、やらなければならないことでいっぱいだと思います。なので、最低限で、ただし十分なように考えて、できるだけ簡潔に述べてみました。
とにかく、これからの社会人生活を円滑に過ごせるように、相手のことを思いやって贈るように、心がけてみてくださいネ。
がんばってください!
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
m(_ _ )m