雑記

人間が機械に負ける日。

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SFで時々見られる、人間が機械に支配されるという物語。

映画のターミネーターなどはとても有名な物語ですが、これもまたそんなお話でした。

機械に支配されているというのは、本当にハリウッド映画では時々描かれている世界だが、はてさて、そんな世の中は訪れるのであろうか?

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この間ふと、読んだ本がある。人工知能を搭載したロボットに大学入試問題を解かせるという試みだ。

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コンピューターは計算が得意分野なので、理数系は得意である。だが、文章の意味を理解いすることは苦手なので、どうしても文系の問題が不得手のようである。

ついぞ、この間のことである。その本に登場する東ロボくんが、近頃また模試にチャレンジしたとのニュースを見かけた。

進研模試を6月に受験したところ、なんと5教科8科目で511点の結果を残し、全国平均店の416点を上回ったそうである。

つまり、この科目であれば大学のかなりのところは受かるレベルまで来ているということだ。

もちろん、未だに国語や英語などの文章を判断するような科目は偏差値が50以下と、まだまだであるが、数学ⅠAの64.0はともかく世界史Bの66.5はかなり優秀なのではないだろうか?

コンピューターで苦手な文系の世界史でこの点数は、ちょっと驚きである。

もちろん、このコンピューターのソフトを作っているのは人間であり、そのプログラムを作る人の力量によって結果が変わってくるという、人間次第の面もあるのだが、それでも現在の最先端の技術であれば、こんなレベルまで来ているというわけだ。

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国公立大学の合格可能性が、なんと80%。

このままいけば、合格まちがいなしですね、と担任の先生ならアドバイスをするのではないだろうか?

もちろん、このロボットにはデータが丸々登録されているので、それだけでもある程度有利な気はする。

だが問題は、世界史の回答である。

今回は、論文の回答を行う東大入試模試も受験しているが、そこでも偏差値54の結果を残したという。

本来は文章の意味を解釈するのは、コンピューターは苦手な分野にもかかわらずである。

われわれにとって、人工知能に勝っているのは意味を理解し、つなげることであると言われている。

まったく関係のない分野でも関連性を見出し、考えをまとめ上げることである。

ところが、その考えが必要な小論述でも、平均的な学生はコンピューターに負けてしまっていることになる。

これを、科学の進歩がめざましいととるべきか、人間の唯一勝てる分野である考える力が落ちてきていると考えるべきか。

いや、詰め込み学習の弊害が話題になっているのは今に始まったことではない。

だが、これからの受験生は、人間ではなく競争相手はコンピューターになってくると考えると、今までに議論していた以上に、考える力を身につけていかないと厳しい時代がきているのではないか、と思ってしまった。

これからの世代はコンピューターと競争しなければならない。そんな非常に厳しい時代が、もうそこまで来ているようだ。

その未来は、どんな社会になっているのだろうか?

このあたりに人工知能と、共存していくためのヒントが隠れているような気がする。

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