コンピューターの発達が大きな要因であろう。
最近、個人でやり取りするビジネスが芽吹いてきている。
一番わかりやすいのはオークションであろう。ヤフオクが一番有名であるのは言うまでもなさそうだ。
ユーチューブやネットでの広告も、個人でできる時代に突入している。
プロとアマチュアの差がどんどん縮んできており、その縮み方のスピートはどんどん勢いを増してきている。
コンピューターの発達で、誰でもできる、というのが本当の時代である。
海外から商品を買い付けるのも、ネットを利用すれば全く難しくない。自分でサイトを作り、販売ページを作成してお店を持つことも、やってみれば簡単である。もちろん、売れるサイトを作れるかどうかは別の話であるが。
遡って考えてみると、株などのトレードがその先駆けのような気もする。
パソコンの普及により、素人でも情報は簡単に手に入り、プロと同じ条件で取引を行える環境が整っている。これもまた、だからトレードで誰でも稼げるかといえば、それはまた別のお話になってくるのだが。
こうして、今までは会社だから独占できていた情報が、個人でも入手できるようになり、会社の存在価値を見出すことがどんどん難しくなってきている。
今いろいろな会社が取り組んでいることとしては、どうやって個人間取引に食い込むかというところのようである。
言葉を変えるとマッチングビジネスである。
最近良く聞く言葉として、街コンというものがある。
これも、人と人の出会いを提供するという、マッチングビジネスと言えそうだ。
東急ハンズでは、手芸品の売り場で個人に貸し出しているレンタルボックスがある。ここを借りて、自分で作ったハンドメイド商品を販売するのである。
場の提供をどうやって行うかが、今今後しばらくはビジネスのトレンドの一つであるような気がする。