冬になると大活躍する土鍋。
でも洗うときにもちょっとした注意点があります。
普通に洗ってもいいの?
洗剤をつかったら、土鍋に染みこんじゃうからNG?
浸け置き洗いしたほうがよく取れる?
さて、正しい洗い方はどうすればよいのでしょうか?
土鍋の正しい洗い方をご紹介していきます。
土鍋の正しい洗い方は?
最初は待つことから!
まず、最初にやることは、待つことです。
土鍋がしっかりと冷えるまで待ちましょう。
土鍋は急激な温度変化に弱いです。いきなり冷たい水で洗うと、ひびが入ることがあります。しっかり冷ましてから洗いましょう。
さめるまでにやることは、土鍋の中の残り物を全部出すことです。
汁だけなら、先に捨ててしまいます。まだ食材が残っているなら、別の容器に移しておきます。
やさしく洗いましょう
土鍋は傷がつきやすいです。できるだけ優しく洗うのがコツです。
金属たわしは使わないようにします。ナイロン製のスポンジなら大丈夫です。でも、力を入れずに優しく洗っていきましょう。
私はスポンジを使って洗うことはありません。手でよごれやぬめりを落とすように洗っていきます。特別にひどい汚れでない限りこれがベストだと思っています。
*でも、時間が立ってしまうと取れにくくなるので、冷めたら早めに洗いましょう
内側から洗っていき、終わったら外側です。
同じように優しく洗っていきます。
洗いおわったら、しっかりと乾かしましょう。
ぬれたまま火にかけると、割れる原因となります。また、片付けるときにカビが生える原因となります。
しっかりと乾かしておきましょう。
土鍋の手入れで洗剤使っても良い?
よく心配しているのが、洗剤を使っても良いかどうかです。
キムチ鍋など臭いが強い料理のあとは、どうしても気になって洗剤で洗いたくなりますよね?
土鍋はとにかく、吸水性の良い水分を含みやすい素材で出来ています。
だから、心配しているのでしょう。
結論としては洗剤は使っても問題ありません。ただし、手早く洗って手早くさっさとゆすぎましょう。
たしかに洗剤も染みこむのですが、染みこむのは本当にごくごく少量なので、このくらいなら問題ありません。
それよりも、水に浸け置き洗いするほうが問題です。
よく、使い終わった食器を水につけておきませんか?
同じように土鍋を水に浸け置きしている人がいますが、むしろソッチのほうがNGです。土鍋はとにかく、料理以外では濡らさないことが鉄則です。
また、水につけ置く時は、土鍋の裏側も濡れてしまいます。内側よりも外側を濡らさないようにすることが、土鍋の手入れでは大切なこととなります。
絶対に水につけ置きをしないでくださいね。
もし濡らしてしまった場合は、とにかくしっかりと乾かすようにしてください。
じゅうそうをふりかけてスポンジで洗ってもいいですし、食べ終わった後に重曹を入れたお湯でグツグツと沸騰させてもいいです。
重曹ペーストで洗うのもいいでしょう。
重曹ペーストの作り方は?
土鍋の焦げの落とし方はどうする?
さて、普通につかうだけならコレで問題ありません。
でも、困るのは焦げがついた時ではないでしょうか?
ご飯を土鍋で炊いた時とか、強火で焦がしてしまったりということが時々あるのではないでしょうか?
そんな時の焦げの落とし方をご紹介します。
・重曹で30分ほど煮立たす
まず最初にやってほしいいことは、土鍋に水をはり火にかけてお湯を沸かします。
その状態でフタをして一晩放置。
翌日に柔らかい布などでごしごしこすってみてください。
軽い焦げならこれだけで取れてしまいます。
焦げが柔らかくなっているので取れやすくなっているからです。
もしそれでも取れない焦げは、重曹を使って落とします。
土鍋の半分くらいに水をはり、重曹をいれます。重曹の量はこさじ2~3杯くらいアレば十分です。(土鍋の大きさにもよりますが)
その状態でお湯を沸かして、30分ほどグツグツやってください。
しばらくすると、アワアワの状態になります。この時の泡が焦げを取ってくれる奴です。
泡が落ち着いたら火をとめて、冷まします。
覚めたら焦げを優しくこすってみてください。
ここまでで大抵は取れると思います。
コレでもダメな場合は、何度か繰り返すようにして、少しずつ落としていくようにします。
ここから先は根気との勝負ですね!
かなりキレイになったのですが、安物だからよかったものの、今考えるとゾッとします^^
1~2回くらいなら大丈夫な気はしますが、あまりおすすめしません。
どうしても取れないなら、自己責任でドウゾ!
最後に
土鍋の洗い方は、しっかりさましてチャッチャと手早く済ませるのがコツです。
そして、洗ったあとはしっかりと乾燥させるようにしましょう。
正しく扱えば長く使えます。
正しく洗って、美味しい料理を堪能してください。
最後までお読みいただきまして、有難う御座いました。