冬になると悩まされる乾燥肌。
かゆみで知らない間にかきむしってしまうこともしばしば。
そんなお悩みに、まずはできることから取り組もう、というのが今回のテーマです。
まずは、乾燥肌の入浴法から書いてみたいと思います。
乾燥肌の対策は入浴から?
いろいろと対策はあるのですが、この乾燥肌の対策は入浴から行うことをおすすめします。
乾燥肌の入浴法とは?
乾燥肌には、実は入浴することがとても効果があります。
基本的な入浴方法は次のとおりです。
・湯船につかる
一番風呂は、実はいろいろとお肌に良くないことがはっきりしています。
理由は、塩素が多いことと、ミネラル分が少ないことです。
二人目、三人目になると、それまでに入っている人の肌からでた成分がお湯に溶け込んでいます。
また、水道水に含まれている塩素も大分飛んでいます。
お肌のことを考えると、実は一番風呂ではないほうが良いのです。
でも、必ず誰かが一番風呂に入ることになりますよね?
そんな時は、入浴剤がおすすめです。
入浴剤はすでにいろいろな成分が入っているので、二番風呂にはいるのと似たような効果が期待できます。
保湿成分が入っているものを選ぶと、なお良いです。
一番風呂に入るなら入浴剤はおすすめですよ。
また、時間がないのでシャワーで済ませるという場合もありますよね。
一人暮らしだと、ユニットバスで湯船に浸からない、という人も多いはずです。
シャワーだと、お湯の成分は一番風呂と同じ物です。
乾燥肌という意味ではシャワーではなくしっかりと湯船に浸かることが大切になってきます。
シャワーで済ませることは、極力控えることが望ましいでしょう。
どうしてもシャワーですませるなら、シャワーヘッドにカートリッジが入っているものが販売されています。
それを使うのも手です
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乾燥肌は入浴時間に注意?
入浴の注意点は?
その他に、乾燥肌の入浴で注意することがあります。
・お湯の温度は33度~35度を目安に
ですが、乾燥肌という意味では半身浴はオススメできません。
半身浴のやり方は、長い時間の入浴になってしまいます。
乾燥肌の大敵は、肌の保湿成分が無くなることです。
長時間の入浴は、見事に保湿成分をとりのぞいてしまいます。
入浴時間の目安は15分までです。
その時間が守れる範囲の入浴にしましょう。
(体を洗う時間は除きますヨ)
また、熱いお湯でしっかりとあたたまると、寒い冬はぐっすり眠れそうです
私も熱めのお湯に入るのは大好きでした。
ですが、高温もまた肌の保湿成分を取り去ってしまいます。
その上肌に強い刺激をあたえるので、ますますお肌によくありません。
湯船の温度は33度~36度を目安にしましょう。
シャワーの注意点は?
シャワーの場合の注意点を挙げておきます。
・温度は33度~36度を目安に
強い水圧は、実はそれだけで肌の皮脂を取り除いてしまう効果があります。
筋肉のマッサージなどであれば強いほうが効果はありますが、乾燥肌対策としては弱めの優しい水圧にしてください。
温度に関しては入浴と同じです。人肌の温度、具体的には33度~36度が目安です。
乾燥肌の入浴の対策は毎日入らないこと?
乾燥肌対策で、入浴って実は結構難しいテーマなのです。
体の皮膚は、皮脂で覆われています。この皮脂がなくなったり、少なくなると乾燥肌になってしまいます。
でも、この皮脂に汚れが含まれているので、体を洗う=皮脂を落とす、になりやすいのです。
なので、乾燥肌対策だけで考えると、お風呂に毎日入らないということが良いのです。
これはマジメな話です。入浴を毎日しないということが、乾燥肌対策にはベストなのです。
でも、毎日の習慣になっている人はちょっと抵抗がありますよね?
そこで毎日入ることにして、
・入浴後の保湿対策をしっかりする
これしかないですね。
皮脂をある程度おとして、その後無くなった(または減った)肌の成分を補うようにしましょう。
そのためには保湿成分であるセラミドが含まれているものを使うのがオススメです。
こうしておけば、乾燥肌対策としてはバッチリですね。
最後に
乾燥肌の対策で考えると、入浴は良くないことです。
一見肌をぬらすので乾燥肌に良さそうです。
でも実は、濡れた肌の水分が蒸発する時に、もともと肌に含まれていた水分を一緒に持って行ってしまうため、乾燥肌の原因の一つとなっているのです。
ただし、入浴はリラックスする効果があります。
また、血行を良くして体調を整えるという効果もあります。
心身の健康を保つには、入浴は大事なものでもあります。
正しい知識を学んで、健康を保ちつつ、乾燥肌からも守れるようにしましょう。
最後までお読みいただきまして、有難う御座いました。