鼻水がでるので、ティッシュで鼻をちーん、とかんでいたら。
「あれ、花粉症???」
自分は風邪だとおもっていたので、ちょっとびっくり。
なるほど~、そういわれれば花粉症のシーズン。
今まで花粉症なんか気にしたことがなく、そんなことは一度も考えたことがありませんでした。
花粉症?風邪?どっちなのかな~
今回は、その症状について違いや検査のお話を書いていきます
花粉症と風邪の見分け方はあるの?
まず、花粉症と風邪は原因が違います。
でも、残念ながら症状は非常に似ています。
特に初期症状はかなり近いので、お医者さんでも判断がつかないこともしばしばです。
見分け方はとっても難しいです。
ハッキリとしているのは、風邪では目に症状が出ないことぐらいです。
風邪の症状としては、鼻やのどなどの粘膜系統がまず真っ先に異常がおきます。
花粉症の環境って?
あなたがここ最近、どんな環境におかれていたか考えてみましょう。
・花粉が飛びやすい天候が続いていた。
・外にいることが多かった
など、花粉に触れる機会が多ければ、花粉症の可能性は高くなります。
天気予報のサイトなどを利用すれば、自分が花粉が多い環境に置かれているかどうかがわかります。
調べてみると良いでしょう。
平成28年の春までは環境省で情報が提供されています。
花粉症対策は飛散の情報が大切?どの無料アプリが良い?
風邪の原因は思い当たりませんか?
今まで花粉症になっていないなら、風邪の可能性は結構高いです。
原因をチョット考えてみましょう。
・通勤、通学などの移動に電車やバスを使っており、風邪を引いている人を見かけた
・映画館などの人が密集する公共の施設に長時間いた
大勢の人が集まっている場所にいることが多ければ、風邪にかかることが多くなります。
まあ、仕事に行っている人や会社勤めの人であればほとんど当てはまりそうですが。
こうして考えてみると、風邪をひく状況のほうが圧倒的に多いので、風邪を引いたかどうかの前に、花粉症なのかを考えることが分かりやすいですよね。
では、次に症状から考えてみましょう。
花粉症と風邪の症状の違いとは?
症状としてはいくつか考えられます。
・鼻づまり
・喉の違和感
・熱
・目の違和感
・くしゃみ
・せき
・体の痛み
・悪寒 嘔吐 下痢
花粉症と風邪で分けて見ていきましょう。
花粉症鼻づまり 両方詰まることもある
のどの違和感 薬の副作用でかわきを感じることがある
痛いことはあまりない
(鼻づまりで口呼吸をすると異常がでることがある)
熱 微熱が出ることはある 高熱はまれ
目の違和感 かゆみ ゴロゴロ感を感じる
くしゃみ 続けて10回でることがある ひんぱんに出る
せき ほとんど出ない ただしハンノキ花粉症は出る
体の痛み ほぼない
その他 悪寒、嘔吐、下痢はない
花粉症の4大症状と呼ばれている、鼻水、鼻づまり、眼のかゆみ、くしゃみ、が大きな特徴ですね。それ以外はあまり見られません。
ただ、症状がひどい場合や花粉症の種類によっては、のどがいたくなることも、吐き気や下痢をすることもあります。
初期症状では殆ど見られませんが。
鼻づまり 片方づつが多い
喉の違和感 痛くなることがある
熱 微熱から高熱までいろいろ出る
目の違和感 ほとんどない
くしゃみ たまに出るが連続して出るのはあまりない
せき 続けて咳き込むことがある
体の痛み 関節 筋肉が痛いことがある
その他 悪寒、嘔吐、下痢がある
風邪の特徴は熱、せき、体の痛み、悪寒や嘔吐などといったところでしょうか。
ただし、これらは症状がある程度進んで悪化している場合です。
さすがにこの段階なら風邪だと判断しますよね。
初期症状で判断するなら、くしゃみの連続性と目のかゆみぐらいですね。
数日たってからなら、鼻水の色や粘り気がよく使われる判断材料です。
まあわかってはいましたが、やっぱり花粉症と風邪の初期症状での判断は、見分けにくいものだと改めて思いました。
症状での見分け方は、こんなところです。
他には検査というものがあります。
次は検査について書いていきます。
花粉症の検査キットでチェックって?
花粉症の場合、アレルギーで症状が起きます。
そして、アレルギーは検査をすることができます。
病院で一度検査してもらっておくと、花粉症にかかった時に対処しやすくなります。
こういうのは症状がでてからではなく、出る前から事前にしておいた方が良いですよ。
花粉症の治療を行っているところなら、検査も行っています。
- 耳鼻咽喉科
- アレルギー科
- 眼科
- 内科
- 皮膚科
耳鼻咽喉科が一番オススメです。他の眼科などでも、検査そのものはやってますが、まずは
耳鼻咽喉科で検査→具体的な症状がでている科で治療
これがオーソドックスな流れです。
例えば、眼のかゆみなら、効き目が高いとされているステロイド系の点眼薬は、眼科でしか処方できないようになっています。
まずは検査。それから具体的な治療のための専門の科。
これをしっかり抑えておきましょう。
検査は血液検査、皮膚検査、鼻の粘膜検査で調べています。
費用は3000~6000円くらいを見ておきましょう。
ただ、忙しいのでなかなか病院に行けない人もいると思います。
そんな時は、実は市販の検査キットを利用することができます。
![]() アレルギー総合検査キット(総IgE・スギ・ハウスダスト) |
どうやるかという流れを書いておきます。
所定の記入事項を書き込み、支払を行いキットの送付を申請します。
1周間以内に検査キットが届きます。
説明書に従って、キットの中の道具を使い指から採血を行います。
(数滴血を取ります)
キットに含まれている遠心分離器を使って、血の成分を分離させます。
採血した血(検体)と検査申込書を送り返します。
着払い伝票を使って、佐川急便のクール冷蔵便で送ります。
専門の検査センター(東部メディカルセンター、または、㈱保健化学東日本)で行われた検査結果を教えてもらえます。
専用サイト、または郵送で教えてもらえます。
デメリットは、結果が出るまで時間がかかるということでしょうか?
あと、少しコストも高いかもしれません。
でも、花粉のシーズンは評判の病院は混み合っているので、それを考えるとこういった検査キットを使うのは有効だと思います。
病院へ行く時間が取れない方は、ぜひ検討してみてください。
最後に
実は、花粉症でも風邪でも初期の症状の場合は、どちらでもオッケーな薬を処方されることも多いと聞きました。
それくらい、初期の症状では判断をするのが難しいそうです。
少し様子を見て、それから対策を立てていくとのことです。
気になったら、とにかく耳鼻咽喉科へ行くことをおすすめします。
少しでもお役に立つことを願いながら、筆(?)を置きたいと思います。
最後までお読みいただきまして、有難うございました。
よろしければこちらの記事もドウゾ
花粉症の原因は?対策には薬が効果的?グッズなら?
花粉症の鼻水を止める対策は?グッズや飲み物はどれがいい?
花粉症だけど風邪っぽい 違いは?薬の併用はOK?どっちを飲めば?
花粉症の対策にはヨーグルトが効果ある?菌の種類や食べ方って?