生まれてまだ新生児のころに、新米ママさんが気になること。
それは赤ちゃんのしゃっくり。
連続で繰り返し出るので、なんだか少しかわいそう。
沐浴させる時に、胸のあたりが結構へこむのが見えて、なんだか心配!
止まったかと思ったら、また連続でひくっ、ひくっ、ひくっ。
授乳させるといいとか、放置しておけばいいとか、どれがいったい正しいのかワカラナイ(T_T)
そんなあなたへ、しゃっくりの止め方や原因を、そっとご紹介します。
落ち着いて見ていってくださいネ!
赤ちゃんのしゃっくりには止め方がある?
100パーセント、というわけには行きませんが、かなりの確率でしゃっくりを止める方法があります。
全部で5つ。
早速見ていきましょう。
オムツを替える
湿っているオムツを替えてあげると、あら不思議。ぴったりとしゃっくりが止まっちゃいます。一度、オムツが濡れてないかチェックしてみましょう。
体を温めてあげる
沐浴させたり、布でくるんであたためてあげると良いです。
寒くてしゃっくりがでるベビーがいるんです。
背中をさすったり、軽くトントンしてあげる
赤ちゃんを縦抱きして、背中を軽くトントンしてみましょう。
優しく少しだけさすってあげても良いですよ。
赤ちゃんによっては、だっこして軽くゆらゆらするだけで止まった、という先輩ママさんもいました。
げっぷをさせる
授乳後にしゃっくりが出る場合は、ゲップをさせるととまることがあります。
背中をさするときにいっしょに試してみるのも、アリですヨ。
母乳を飲ませる
母乳でなくても白湯や湯冷ましなんかでもオッケー。
もちろん、ミルクでも大丈夫です。(温かいものにしてくださいね)
しゃっくりの時はいつも母乳を飲ませてました~、っていう先輩ママさんがたくさんいます。
お医者さんからも、よくアドバイスをもらったという声をたくさん聞いています。
ここに書いたものには、実はちゃんとした理由があります。
どうしてしゃっくりをするのか?
原因がわかれば、もっと安心すると思いますがどうですか?
ということで、続いて赤ちゃんがしゃっくりをする原因に話をススメましょうネ。
赤ちゃんのしゃっくりの原因って何?
赤ちゃんに限らず大人でも原因は同じなのですが、しゃっくりとは横隔膜(おうかくまく)の痙攣(けいれん)が原因です。
横隔膜(おうかくまく)とは、ざっくり説明すると、胸とおなかの間にある内蔵を分けている筋肉です。
大人も赤ちゃんもここを動かして息をしています。
この筋肉がピクッ、ピクッ、と痙攣(けいれん)すると、呼吸も同じようにヒクッ、ヒクッ、となるわけですね。
じゃあ、これがなんで痙攣(けいれん)するの? ということなんですが、いろんな刺激でおこるといわれています。
のどへの刺激だったり寒さだったり、その理由はいろいろです。
そこで、しゃっくりが起きた時はもう一度刺激を与えると、そのけいれんが収まるという仕組みなのです。
チョット不思議ですよね~。刺激でしゃっくりが起きるのに、止める時もまた、刺激をあたえるなんて。
でも、体の仕組みは何故かそうなってるんです。
だから、止め方を振り返ってみると、刺激をもう一回あたえて止めているな~、というのがわかると思います。
→温度の刺激を与える(濡れたオムツを交換して、冷えた体を温めている)。
体をさすったりトントンしてあげる
→体にやわらかい刺激を与えて、横隔膜(おうかくまく)に刺激を与える。
げっぷを出す
→横隔膜(おうかくまく)は呼吸と深くかかわっているため、横隔膜(おうかくまく)に刺激を与えている。
母乳を飲ませる
→のどに刺激を与える。
ね?
ちゃんと理由があるでしょ?
このしゃっくりの止め方は、昔から言われていることなのですが、昔の人の知恵袋って役に立つんですよね~。
核家族が増えておばあちゃんのお話を聞く機会が減ってきちゃってるのは、やっぱり少し残念なことかもしれませんね。
(その分、ネットの情報が発達してるんですけどね)
赤ちゃんってしゃっくりが苦しそうだけど違うの?
さてさて、しゃっくりの対策と原因について書いてきました。
でも、しゃっくりを心配していると、こんなことも言われます。
「気にしなくていいよ~」
新米ママさんは、しゃっくりの止め方と一緒に、必ずそうやって教わります。
原因のところで書いたように、しゃっくりとは刺激でおこるものです。
赤ちゃんは体が小さいので、本当に敏感です。
まだ発達していない未熟な体の作りをしているのも、敏感な理由です。
しゃっくりをおこす刺激は、どこにでも、いつでもあるわけですね。
だから、新生児の時のしゃっくりはよくあることなので気にしなくていい、放置プレイで大丈夫、って言う訳なのです。
未熟なベビーの体が成長してくれば、体も強くなります。
そうしたら、刺激にも強くなるので、いつの間にかしゃっくりも治まってきます。
だいたい、12ヶ月頃までには落ち着いてくるようです。
もちろん、個人差はあります。早い子なら6ヶ月位と言っているお医者さんもいます。
だから、苦しそうだな~、と思ってもあまり気にしなくても問題ありませんよ。
吸う息の量が少ないので、赤ちゃんのしゃっくりは大人が思ったほど苦しくはないと言われています。
おたふく風邪や水ぼうそうなども、小さい頃にかかったほうが楽って聞いたことありませんか?
アレと一緒です。大人のしゃっくりより赤ちゃんのしゃっくりのほうが苦しくないってことなのです。
落ち着いて、見守ってあげてはいかがでしょうか?
最後に
しゃっくりは、心配しなくても大丈夫、というお話をさせていただきました。
それでも赤ちゃんには個性があります。
しゃっくりで機嫌が悪そうにしている子もいますし、せっかく寝ていたのにしゃっくりで目を覚ましちゃう子もいます。
(逆に笑いながらしゃっくりをしている子もいますが^^)
そんな時は、ここに書いた止め方を試してみてください。
コツは、なにかの刺激を与えてあげること、又はなにかの刺激を取り除いてあげることです。
少しでも育児のお役に立てると大変うれしいです^^
がんばってくださいね。
ファイトー (^O^)/
最後までお読みいただきまして、有難うございました。