6月21日は何の日でしょうか?
スナックの日。
そして私が特に気になったのはALS・MNDデーです。
これについて少し掘り下げてみます。
ALS・MNDデーとは?
ALS・MNDがなんだろう?という話なのですが。
人間は体を動かそうとするときには、まず脳でこうしよう、と考えます。
すると、その脳からの命令が筋肉に伝わり、体を動かすことができます。
ですが、脳から筋肉までの間にある細胞に異常がおきると、命令を伝えることができなくなったり、筋肉そのものが衰えてやせ細るという現象がおきます。
こうした状態になる病気を筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう 通称ALS)とよんでいます。
簡単に言うと、自分の意思で筋肉を動かせなくなっていき、筋肉そのものも衰えていく病気です。
最近では話題を聞くことが減りましたが、宇宙の研究では必ずといっていいほど名前が挙がるホーキング博士も、この病気です。
ひょっとしたら、最近の10代の子達は知らないかもしれませんね。
それよりも一番ピンと来るのは、一時期話題になったアイスバケッツチャレンジではないでしょうか?
あれはこのALSを広く知ってもらおうというものでした。
今は誰も語ることもないし、チャレンジしているという話もききませんね。
どこへ行ってしまったのでしょうか?
*MNDは、命令を伝える細胞に異常が起きる病気のことです。その代表的なものがALSになります。難しければほぼ同じものと考えていて大丈夫です。
ブームはすぐに過ぎる
あのチャレンジ自体は、賛否両論ありました。
それ自体についての見解は控えておきます。ですが、ブームの宿命はやがて廃れるということです。
本当に大切なことはブームが過ぎた後のことではないでしょうか?
一年に一回くらいは、こういったことを思い返して考えてみるのもよいことではないかと思います。
各地でそれに関するイベントを行っていることもあります。
そうでなければ、ホーキング博士の本を一読してみるのもよいのではないでしょうか?
または、DVDがでているのでそちらのほうが見やすいかもしれません。
最後までお読みいただきまして有難うございました。