男でも女でも、ちょっと気になる厄年。
でも、そんな時に限って引越しや転職を考えるものです。
厄年には控えたほうが良いのでしょうか?
それとも、方角さえ気にすれば問題ないのでしょうか?
厄年の引越しや転職の心構えをご紹介いたします。
厄年に引越しや転職はしてはいけないの?
結構気になるテーマです。
結婚していると、夫婦のどちらかが厄年の時に限って引越しや転職を考えたりするものです。
前厄、本厄、後厄以外にも、いろいろと厄年というものは実はあります。
神社によっても厄年は変わってきますし、お寺によっても変わってきます。
どうしたらよいのでしょうか?
一般的には厄年の時には、引越しや転職など新しい行動がは控えるべきといわれています。
ですが、実は、厄年とは人生の転換期であることが多く、厄年に引越しや転職などの出来事がおきやすいこともまた事実です。
ですが、そもそも厄年とはどういうものなのでしょうか?
説はいろいろあるのですが、基本的には昔からある風習ぐらいに考えておくべきものです。
例えば、初詣のときにおみくじを引くと思います。
この時に凶や大凶を引いた場合はどうでしょうか?
「今年一年は大変だ!」
そのように考えると思います。
でも実はこれからの運勢を占っているのではなく、今現在の状況を指し示しているものなのです。
厄年も同じように、
「今現在の状況がいろいろなことに注意しながら対応する時期である!」
と注意を払うタイミングだと考えるものだと思います。
決して引越しや転職などの新しいチャレンジをしてはいけないということではありません。
どうしても気になるなら、お払いを受けるのも、もちろんかまいません。
あまり神経質にならずに、自分が信じているやり方で対応してください。
厄年の引越しや転職は方角が大切?
厄年の時には、通常はおはらいを受けます。
ですが、そのほかには転職先や引越し先に気を使う人がいます。
そしてその時に非常に方角を気にする方がいます。
では本当に方角は大切なのでしょうか??
結論としては、あまり気にする必要はありません。
厄年とは、陰陽道(おんみょうどう)がルーツといわれています。
陰陽道は九星気学(きゅうせいきがく)といって、方位が大切とされている占いの一種です。
そこから厄年のときの引越しや転職について方角を気にする人が多いようです。
ですが、その土地によって異なる風習があるように、厄年もまた場所によって違う対処方法が存在しています。
厄年のタイミングも違ってきます。
よりどころとする根拠が地域によってころころ変わるのです。
厄年そのものが、何かの根拠に基づいて決められているものではないように思います。
どうしても気になるのであれば、引越しした後や、転職する先の神社などでお払いをお願いすると良いです。
落ち着く先のルール(風習)に従うのが理にかなっています。
生活するのは、引っ越しした場所ですからね!
厄年に関しては、100パーセント正しい正解はないものと心得ておくことが肝心です。
それでも、どうしても方角が気になるのであれば、方違えという方法があります。
前日に違う場所へ行き、そこで一泊してから翌日に目的地を目指すという方法です。
これは平安時代の様子が書かれた書物にも出てくる方法です。
お試しあれ。
まとめ
近所の神社で厄年について聞いてみました。
「厄年については、ご本人が何を信じるかが大切です。
なにかついてないな、最近良くないことばかり起こっているな、と感じたときに自分が信用しているもののやり方で、お祓いなり厄除けなりを行えばいいのです。
それが神道でも仏教でも、キリスト教でも細木数子でも、自分の信じているものに従うことが肝心です。」
さすが八百万の神に仕える神社です。まさか細木数子女史の名前が出てくるとは思いませんでした^^
とにかく、厄年だからといって過剰に気にする必要はありません。
最終的には、どんなことがあっても自分の力で困難を乗り越えていこうという気持ちこそが大切な気がします。
厄年とは、気持ち新たに心構えを行う年だと考えてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきまして有難うございました。