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神社と寺の違いについて
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ようやく、神社と寺がぐちゃぐちゃになった所まで来ました。
今回はその後について触れてみたいと思います。
神社からお寺が追い出されちゃった。
さて、その後仏教の影響がとても強い時代が続きます。
やがて、いろいろと仏教が腐敗していくようになります。
すると徐々に民衆の間でも不満が募るようになっていきます。
やがて、時代の流れで国の宗教を神道とする政策が取られるようになります。
神社から仏像が壊されたり捨てられたりします。
中には、神社の中のお寺も壊されたりするようになります。
こうして、一部をのぞいて神社からお寺の要素が取り除かれてしまいます。
いわゆる神仏分離令(しんぶつぶんりれい)・廃仏毀釈運動(はいぶつきしゃくうんどう)といわれるものです。
こうして、紆余曲折がありましたが、神社とお寺が分けられることとなり、今に至るようになります。
本来は、仏教と神道、神社とお寺は違うものなのですが、歴史的な名残としていまだに共通の風習も残っているわけです。
地元の神社やお寺の歴史を調べてみると、いろいろなことがわかって面白いですヨ。
さて、歴史的な背景は以上です。
かなりざっくりですが、大きな流れだけまとめてみました。
こうしてみると、いろいろないわれや風習があるので、厄年や初詣などなど、いろいろなことに対して、とりたてて正解はないのが答えではないでしょうか?
地域によって、または神社・お寺の宗派によってもやり方や考え方が違うわけですから、わからなければ直に聞いてみるしかありません。
大丈夫です。親切に教えてくれます。
それもまた、楽しいものですよ。
最後までお読みいただきまして、有難うございました。