コラム

「ヒットの正体」を読んだ感想。

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ヒットの正体 山本康博 日本実業出版社 1500円

以前に読んだ本を読み返している途中なので、少し感想を。 

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この本の概要

潜在ニーズを汲み取り、ヒット商品の仕掛け人である山本さんが、ご自身の経験をもとに様々な分析を行って、解説をしている本。

商品を扱っている会社にとって、新商品をどうやって開発するかは、永遠の課題です。

それをどうやって考えるかのヒントが書かれている本です。

まあ、いわゆるマーケティングですね。

何がヒットするの?

結局、ヒット商品を考えるにはどうすればいいか?

ヒトコトでは非常に難しいですね。

ただ、この著者が言いたいことは、潜在ニーズからヒット商品は生まれるものであり、顕在ニーズからは生まれない、ということに感じます。

だから、この本全体を通して、いかに潜在ニーズを汲み取るかにスポットをあてて、論を展開しているように感じます。

2章の 「誰も気づいていないことに気づく力」

が、一番言いたかったことのように感じました。まあ、それがなかなか難しいのではありますが。

なので、市場調査と称してのアンケートは無意味であると著者は考えているようです。なぜなら、その結果は潜在ニーズではなく、顕在ニーズだからなのだそうです。

じゃあ、どうやれば潜在ニーズを拾えるのか?

この著者の話から伺えることは、ごく個人の考えやアイデアから新商品を作り出しているケースが多いということです。

ごくごく身近な人や、実際に現場で回っている人達に不思議に思っていることを質問し、そこから開発につなげる。

例えば、栄養ドリンクはビンで販売しているのが常識でした。

自動販売機に補充しているところを見かけて、そこから自動販売機ではビンは割れやすいので、栄養ドリンクは入れたくない、という話を聞き出します。

そこから缶入りのリアルゴールドを開発したエピソードなどは、代表例といえるでしょう。

意外と、不便に思っていることは「避ける」ものなのですね。だから言葉にすることも稀だし、意識にも出てくることは少ない。

そういった、当たり前な常識の向こう側に新商品のアイデアがあり、その答えはアンケートでは導き出せない、というのが、この著者の考えのようです。

まあ、確かに、人間というものは不思議なもので、自分がどういうものが本当に欲しいかは、以外に理解出来得ていないというのが実情だったりします。

これが「潜在ニーズ」であるというわけですね。

納得はできる内容ですが、いざ実行するとなると、なかなか難しいように思いました。

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