あるお店で聞いたお話。
「オリオン座にねー、ベテルギウスって言う星があるんだってー。」
「その星がねー、爆発するんだってー。」
「なんかねー、おっきい星だから、爆発したら昼間ぐらいの明るさになるんだってー」
「それがねー、今年爆発するんだってー。」
「すごくなーい?」
すごいねー、見てみたいねー。でも、そん時地球はどうなるん??」
「しらーん」
今回は、そんなすっごい爆発の話題です。
ベテルギウスは超新星爆発を起こす?
ベテルギウスが正しいのですが、私は幼いころにペテルギウス(PA PI PU PE PO パピプペポ、のペ)とおぼえてしまったもので、今でもついうっかり間違えてしまいます。
正しくはベテルギウス(BA BI BU BE BO バビブベボ、のべ)ですね。
とても大きい星で、太陽系で太陽のところに置くと、木星のところまで場所を占領してしまうそうです。
すい・きん・ち・か・もく・ど・てん。
水星・金星・地球・火星・木星(ここまで)・土星・天王星。
もはやすごすぎて、想像がつきません^^
そしてこの星。実はそろそろ寿命が近づいております。
星が寿命を迎えた時には太陽より大きい星は、爆発すると言われています。
当然、太陽よりも大きいベテルギウスは大爆発を起こすと言われており、その時期がそろそろではないか、という観測結果がでているのです。
ベテルギウスの超新星爆発はいつおきる?
この星、寿命が近いと言われています。
星自体の寿命はわかりません。
ただし、大きさからある程度の推測はできるらしく、ベテルギウスの寿命は約1000万年と言われています。
最近観察をしていると、星の寿命が来た時の兆候が見えているそうです。
星の光り方が不安定になって、星が小さく縮んでいるのがわかるとのこと。
なので近々爆発をする、という言い方をされています。
3年ほど前に聞いた話では、ある科学者の計算では、来年の冬に爆発する、とのことでした。
そうです。
今から考えると、2年前に爆発していなければなりません^^
まあ、星の寿命である1000万年から考えると、今から数百年後でも十分「最近」になります。
いつ起きるか?
と言われれば、
今日から数百年の間、ということになります。(もっと先かもね!)
ベテルギウスの超新星爆発の影響は?
はっきりいって、その時がこなければわからないのですが、可能性としては、ガンマ線という放射線の一種が爆発の時に出ます。
それがひょっとしたら、地球に届くかも、届かないかも、と言われているようです。
これだけ大きい星の、地球から近い星が爆発したことは今のところなく、なんとも言えない不確定要素が多すぎるみたいですね。
地球から近いと言っても、640光年(光の速さの宇宙船で640年)かかりますけど。
少し細かく書くと、爆発の時のガンマ線は、爆発する星の地軸(星が回転する中心の軸の部分)の伸びている方向に向かって飛んで行くそうです。
そして、ベテルギウスの地軸は地球に向かって伸びていません。
しかし、爆発するときに地軸がぶれるかもしれない、だからどこに飛ぶかわからない。
そういうことらしいのです。
まあ、気長に待ってみるしかなさそうです。
ちなみに、見え方はこんな感じらしいです。
昼間でもはっきりと分かるくらい光る、と予想されています。
まとめ
正直なところ、この話についてはわからないことだらけです。
・・・でも。
どうですか?
星空を見上げる機会ってなかなかないと思いませんか?
たまには気分転換で、星を眺めてみるのも良いのではないかと思います。
その時には、ただボーっと眺めるのもいいですが、こんなお話を思い出しながら星を観察してみると、いつもと違った気分転換になるんじゃないでしょうか?
特にデスクワーク中心のお仕事なら、顔を上に向けるというのはとってもおすすめですよ。
最後までお読みいただきまして、有難うございました。