一人暮らしでとても便利な土鍋。
土鍋には目止めという、使い始めの処理が必要です。
そんなこともつゆ知らず、以前買った土鍋は全く何もせずに使っておりました。
鍋の外側が濡れているのは、なぜ??
当時、そう思っておりましたが、原因は目止めをしていなかったから。
今なら、理由がよくわかります。
今更ながら、よく割れなかったなぁ、と思います。
今回は、初めて目止めをした経験談を書いておきます。
土鍋の目止めに片栗粉♪
なんかの料理に使ったのでしょうか?
私の冷凍庫には、なぜか片栗粉が入りっぱなしでした。
もはや、いつのものかわかりません。
すてればいいのに、なんとなくそのまま入っていました。
もはや料理に使う気にはなれないので、目止めに使うことにしました。
土鍋はダイソーで買ってきた一人用の土鍋。
もちろん、100円(税込みで108円)です。
模様は3種類。
まあ大差はないのですが、緑の「ドット」をチョイスしてレジヘ。
早速持って帰りました。
すいません、切れてますが一番右のが緑のドットです。
ちなみに模様は左が桜、真ん中が花です。
*すでにあるので買いませんでしたが、一緒に鍋敷き、れんげ、なども揃えておくと重宝します。もちろん、108円で売ってますので。
追記
この間見てみたら、土鍋の値段は今は税抜きで150円に値上がりしてました。
ちなみにですが、ダイソーでは冬しか土鍋は売ってませんヨ。
片栗粉はでんぷんで出来ていた。
目止めの作業は簡単。
・土鍋を洗う
・水を入れる
・片栗粉を入れる
・10分から20分グツグツ沸騰させる。
手順としてはこれだけ。
簡単だね♪
なんてなめてかかっていました。
もともと捨てる予定だった片栗粉なので、ドバっと何も考えずに投入。
水は、鍋の9割ぐらい。
片栗粉は、水の半分くらい。
一人用の鍋なので、量はしれているのですが。
さすがにダマ(かたまり)になりそうだと思い、割り箸でゆ~っくりかき混ぜながら、ぐつぐつ。
最初は、水の中になんか透明の塊がちらほら。
だんだん、鍋の中がどろんとしたものに変化していく。
最終的には、ドロドロした塊だけになってしまった。
感じとしては、チューブに入った事務用のり。
(透明なのですが)
片栗粉の袋の原材料名を見てみると、
「馬鈴薯澱粉(ばれいしょでんぷん)」
今時の片栗粉は、カタクリではできていないのですね。
後で調べたら、カタクリは貴重なので、安価なジャガイモのデンプンを片栗粉として販売しているとのこと。
なるほど~、ということはやっぱり事務用のりと材料は一緒なんですね~
ナットク。
片栗粉の料理?
さて、これって、目止めになるのか?????
鍋の中に、どろどろの物体。
・・・いくらなんでも、土鍋のスキマに染みこむとは思えない。
考えたあげく、8割ほどスプーンですくい取って、減った分だけ水を注いで作業続行。
ぐつぐつ、再び10分ほど煮込みました。
ようやく、いい感じのトロッとした液体になったので、火を止めて作業を終了しました。
一晩そのままにして、、翌日の昼に中身を全部出して、土鍋でご飯を炊いて食べました。
特に水がもれることもなかったので、目止めは上手くいったようです。
ちなみに、後で調べたらわらび餅を片栗粉でそれっぽく作るやり方があるようです。
なるほど、今時はわらび餅はわらびの粉でつくらないのですね。
今度チャレンジしてみようと思います。
まとめ
目止めの後で気づいたのですが、説明書には
「コメのとぎ汁(又は小麦粉を2杯ほど溶かした水)で10分位煮立たせてください」
と書かれてありました。
たぶん、小麦粉でも片栗粉でも量としてはそんなもんでよかったのでしょう。
2杯が何の2杯かはちょっと良くわかりませんが、たぶん計量スプーンだと思います。
ということは、最初に入れたのは必要量の何倍もの片栗粉だったということになります^^
これが米のとぎ汁や、おかゆを作って目止めをしていたらもっと上手くやっていた気がします。
大きい土鍋ならともかく、一人用の土鍋ならとぎ汁で十分でしょう。
食べるのが前提ならおかゆでもいいのですが、安物の土鍋なので、ニオイや汚れなんかが気になるため、捨ててもオッケーなとぎ汁のほうがいいと思います。
こんどは、わらびもちにチャレンジしてみようと思いました^^
最後までお読みいただきまして有難うございました。
土鍋の記事はまだありますよ。
よければどうぞ。
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